技術ブログ 2009年12月

<石英ガラスカタログ項目の定義  機械的特性編>

 

石英ガラスの機械的特性値は、試料形状あるいは熱履歴により異なり、

他のセラミックスと同様に、その測定値はバラツキが大きくなって

います。したがって製品の強度計算を行うときに、形状係数として

5から10倍の安全係数を採用する必要があります。

さらに過酷な条件下では、20から30倍を採用することが必要です。

 

機械的特性値の定義等を紹介いたします。 

<ヤング率>

 一端を固定した棒を引く(押す)ときに垂直な断面に作用する応力と 

伸び(縮み)との比を示します。

<剛性率>

可変形弾性体上に働く定常力とそれによる変化の比を示します。

また、弾性体に弾性限界内でずれ応力を作用させたときのずれ

応力とずれによる歪の比でもあります。

<ポアソン比>

圧縮または引張応力により生じた応力方向の歪と応力の垂直方向の

歪との比を示します。

<モース硬さ>

試料を引っかいたときの傷を標準試料と比較した値です。

硬さの尺度として、1?10までの値があリます。  

<ピッカース硬度 >

正四角錐ダイヤモンドで作られたピラミッド形圧子を試料表面に

押し込む試験方法で決定される微小部分の相対的硬さを示します。

<圧縮強度>

材料が破壊に耐えることができる最大圧縮応力をいいます。

<引張強度>

材料が破壊に耐えることができる最大引張応力をいいます。

<曲げ強度>

材料が破壊に耐えることのできる最大曲げ応力をいいます。 

<ねじり強度>

材料が破壊に耐えることができる最大ねじり応力をいいます。

技術 森川                        


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