技術ブログ 2011年4月

<石英ガラスの透過率>

多くのガラス屋さんのカタログに反射率を計算する式(分散式)が書かれています。

当社のカタログの裏にも書かれています。

昔、営業の問い合わせに『 偉い人が考えた式だから大丈夫のはず ↓』と答えた事を

思い出します。

『 どの位の精度で計算できるのだろうか? 』と思い、今更ながらに計算をしてみる

事にしました。(光学をやっている方にしてみれば当然で意味が無い事かも知れま

せんが、興味です!!)

 

用いるのは下記の3つの式です。

Formula_201104.jpg

R = {(n-1)/(n+1)}^2

  T = {Ti(1 - R)^2}/(1 - R^2・Ti^2)

  n:屈折率、 R:反射率、 T:透過率、 Ti:内部透過率

 

" 屈折率 → 反射率 → 透過率 " の順で計算して行きます。

対象を350?800nmの可視域とし石英ガラスなので範囲内の内部透過率『 0.9999 』と

しました。結果は下記のグラフの様になりました。△0.2%程度、良い感じです。


Transmittance_201104.jpg

この結果を受け今度からは『偉い人が考えた式だから大丈夫↑ 』と語尾を強めに

言う事にします。

技術 重岡 


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