技術ブログ 2011年12月

<蜃気楼>

弊社の新井工場は新潟の妙高市にあります。

京都から新井工場へ行く場合には北陸本線を利用しています。

約5時間程度かかるので・・・・、途中、弊社の富山オフィスがある富山駅を通過すると魚津駅に

到着します。(富山へ移転する前に魚津にオフィスがありました。)

魚津は"蜃気楼が見える街"として有名なんです。

蜃気楼は大気中で、冷たい空気(密度が高い空気)と暖かい空気(密度が低い空気)がある場合、

そこで光の屈折がおきて発生します。光は通常直進しますが、密度の異なる空気があるとより

密度の高い(冷たい空気)方へ進む性質があります。そのため、下が暖かく上が冷たい空気層の

場合、下へ向かった光線の一部が屈折によって上へ戻ってきて、観察者の目に届きます。

人は、途中でどんなに光が曲がっていても、目に入ってくる直前の光の方向に物体があるように

しか見えません。下へ向かった光線の一部が屈折によって上へ戻ってきたら上にある実像が下へ

向かった光線の先に虚像として見えることになります。これを下位蜃気楼と呼んでいるようです。

実像の下側に虚像が見えるので浮いているように見え、浮島現象などと呼ばれます。

魚津では下位蜃気楼を冬の蜃気楼と呼んでいます。冬季、大気温は下がってきますが、海水温は

急に下がらないので、海面の温度が大気よりも暖かくなり、下位蜃気楼が発生しやすくなります。

実は私は蜃気楼を見たことが無く、一度、見てみたいと思っています。

夏場であれば道路の逃げ水などで蜃気楼を見ることができるようですが、同じ見るなら海を目の前に

してみてみたいと思います。

ちなみに魚津市にある魚津埋没林博物館には蜃気楼展望地があります。

HPでも詳しく掲載されていますので興味があればアクセスしてみてください。

 

Shinkirou.jpg

                                                 技術 森川

魚津埋没林博物館のURL http://www.city.uozu.toyama.jp/nekkolnd/


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