技術ブログ 2012年10-11月

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<万華鏡>

みなさんは万華鏡を覗いたことがあるでしょうか。私は小さいころ万華鏡が

大好きで、飽きもせず、くるくる回しながら覗き込んでいました。

万華鏡という名前やきれいな和風の外観のものが多いことから日本で生まれた

おもちゃだと思っている方が多いのではないでしょうか。

しかし発明したのはスコットランドの光学研究者である、デヴィッド・ブリュースター

という人物だそうです。

彼は灯台の光をより遠くに届かせるために光の反射や屈折の実験をしていた

ところ、万華鏡のアイディアを閃いたのだということです。

(特許も取得したそうです!)

ブリュースターという名前は聞いたことのある方が多いと思います。

光学の世界では今でも「ブリュースター角」「ブリュースターの法則」といった名前

が残されています。ちなみにブリュースター角とは、入射光の中のP偏光と呼ばれ

る偏光成分の反射率がゼロになるような入射角を言います。

ブリュースター角ではP偏光の反射率がゼロなので透過率は100%になり、

反射光はS偏光のみになります。

このような難しい角度やら法則やらを確立させたブリュースターですが

(研究の過程ですが)万華鏡という素敵なものを発明したと知って、固くて難しそう

なイメージが、少し取り払われました。

そして研究に直接関係ないものについても興味をもって実験を繰り返し、万華鏡

を完成させたのは素晴らしいことだと思います。

私も日々の仕事の中で視野を広げ、おもしろいことを発見できれば良いなと

感じました。

技術 齋藤


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