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株式会社大興製作所
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MgF2製 中性子減速材

筑波大学と共同開発した大型、高密度なMgF2系焼結体は、次世代がん治療法(BNCT)装置の加速器で発生した(そのままでは人体に有害な)高速中性子を適切に減速し、治療に最適なエネルギーの中性子にすることができるBNCT用中性子減速材です。現在、国内外に向けて出荷中です。
◆特許出願:国内外に特許多数出願、登録済み
◆学会発表:第76回応用物理学会秋季学術講演会(2015年9月 名古屋)
 
 
BNCT・・・ホウ素中性子捕捉療法(Boron Neutron Capture Therapy)の略称:ホウ素薬剤の投与と中性子照射により、正常細胞にほぼ損傷を与えず、がん細胞を選択的に死滅させる次世代の難治性がんの治療方法。切開や切除を行わず低浸襲であり、治療を受ける方のQOL(Quality of life:生活の質)向上が期待される

  

 

  

 

  

 

本減速材の効果

 

 『治療用ビーム中への高エネルギー中性子の混入を低減して健全組織の損傷を最小限にすること(副作用の低減)』

 

 『熱外中性子の多い治療用ビームを照射してがん細胞を効果的に破壊すること

                           (治療ビームのエネルギー分布の最適化)』

  

 

 

 

用 途 / 実用化例

 

 → 用途:     BNCT用  中性子減速材

 

 → 実用化例:    ・「いばらき中性子医療研究センター(茨城県東海村)に設置」

            ・ 他、国内・海外の医療機関に導入されています

 

 

  

 

特 徴

  ◆ 分 類 : セラミックス

  ◆ 組 成 : MgF₂

  ◆ 嵩密度 : 3.0g/³(相対密度:95%)以上

  ◆ 色 調 : 白色

   *関連特許を国内外に出願、登録多数あり

   

 

物 性

 

 ● 組成 : フッ化マグネシウム

 ● 密度 : 3.053 g/㎤(相対密度 : 97.0 %)

 ● 曲げ強度 : 13.5 MPa

 ● ヤング率 : 57.1 GPa

 ● ポアソン比 : 0.16

 ● ビッカース硬度 : 200 HV

 ● 熱膨張率 : 11.5 E−06

 ● 熱伝導率 : 6.41 W/m・k

 ● 比熱 : 1.13 kJ/kg・K

 ※これら数値はテストピースによる参考値です。

 

 

  

※下部PDF資料より、上記のカタログ版がご覧いただけます。